文づかいふみづかい
それがしの宮の催したまいし星が岡茶寮のドイツ会に、洋行がえりの将校次をおうて身の上ばなしせしときのことなりしが、こよいはおん身が物語聞くべきはずなり、殿下も待ちかねておわすればとうながされて、まだ大尉になりてほどもあらじと見ゆる小林という少 …
作品に特徴的な語句
ざいわ 珈琲カッフェエ づくえ いつく てだて よし かおばせ しりえ 便たつき 消息しょうそこ いね しょく ごろも ソップ 夕餉スペエ だん 両側ふたがわ 胸当ミイデル 穹窿まるてんじょう 腰帯シェルペ まみ 白堊しらつち 壮観ものみ 御使おんつか 一件ひとくだり 臥床とこ そう わく 彼方あなた 一条ひとくだり 結髪いいなずけ うる うすぎぬ くれない かご 俳優わざおぎ 花瓶はながめ 医師くすし けぶり つの がすみ こと ほまれ くが つい 対岸むこうぎし 尋常よのつね 小舟おぶね さが かお 真中まなか すぐ 白石はくせき 蜀錦しょくきん 無礼なめ 謦咳しわぶき 案内あない かたち 木槿もくげ しず うから 遠祖とおつおや とびら こうべ 古風いにしえぶり 一枝いっし 一滴ひとしずく おとがい えき みなしご いそが はし 随身ずいじん かんむり 寄木よせき 分疏いいわけ 五人いつたり 四方よも 交際つきあい たち 女官にょかん たぐい 艸花くさばな すべ 蝋磨ろうみが かしら えり