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欄
ふりがな文庫
“欄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てすり
45.7%
らん
40.4%
おばしま
9.6%
わく
2.1%
かこい
1.1%
をり
1.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てすり
(逆引き)
岸を離れて見上げると徳二郎は
欄
(
てすり
)
に
倚
(
よ
)
つて見下ろして居た。そして内よりは
燈
(
あかり
)
が射し、外よりは月の光を受けて彼の姿が
明白
(
はつきり
)
と見える。
少年の悲哀
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
欄(てすり)の例文をもっと
(43作品)
見る
らん
(逆引き)
頼朝は、
欄
(
らん
)
へ出ると、肺にいっぱいの大気を吸った。まだうす暗いが、空は落着いて、美しい晴空が、天の一角から澄みかけていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
欄(らん)の例文をもっと
(38作品)
見る
おばしま
(逆引き)
この芝生の上にやはり乳白な大理石の
甃
(
いしだたみ
)
を敷いて、両側に
欄
(
おばしま
)
を立てた美しい遊歩道がうねうねと曲折しながら続いているのです。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
欄(おばしま)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
わく
(逆引き)
したがひ
来
(
こ
)
し式の女官は奥の入口の
閾
(
しきい
)
の上まで出で、
右手
(
めて
)
に
摺
(
たた
)
みたる
扇
(
おうぎ
)
を持ちたるままに直立したる、その姿いといと気高く、
鴨居
(
かもい
)
柱を
欄
(
わく
)
にしたる一面の画図に似たりけり。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
欄(わく)の例文をもっと
(2作品)
見る
かこい
(逆引き)
たしかに右の方の
欄
(
かこい
)
の中に寝かしてあって、砲弾は左の方で破裂したんですから、死ぬるわけがないと思いますが、もう一人の産婦も同じようなことを云い張るので
二人の母親
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
欄(かこい)の例文をもっと
(1作品)
見る
をり
(逆引き)
わが蒼ざめて裸なる二の魂の中にみし怒りには及ばじ、彼等は恰も
欄
(
をり
)
を出でたる豚の如く且つ噛み且つ走れり —二七
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
欄(をり)の例文をもっと
(1作品)
見る
欄
常用漢字
中学
部首:⽊
20画
“欄”の類義語
節
局
部
一節
部分
課
部署
局部
分科
部門
“欄”を含む語句
欄干
勾欄
欄干越
鉄欄
欄間
欄間彫
欄外
橋欄
手欄
高欄
紫羅欄花
欄杆
朱欄干
朱欄
木欄
曲欄
欄干橋
文芸欄
欄干下
粉壁朱欄
...
“欄”のふりがなが多い著者
吉川英治
島崎藤村
徳冨蘆花
中里介山
小山清
近松秋江
与謝野寛
アリギエリ・ダンテ
橘外男
国木田独歩