“部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
81.6%
5.3%
2.6%
2.6%
2.6%
わか2.6%
2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間斷かんだんなく消耗せうまうして肉體にくたい缺損けつそん補給ほきふするために攝取せつしゆする食料しよくれうは一わんいへどこと/″\自己じこ慘憺さんたんたる勞力らうりよくの一いてるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
部の音を略することは、普通の事で、の語尾を持つたものが、凡部曲ブキヨクの民であつたから、多いのに馴れて語尾に当る部分は省くのでもあつた。服部ハトリ土師部ハジ私部キサイの類、非常に例が多い。
つとちてやの出給いでたまふを、ひすがりてそでをとれば、はなさぬか不埒者ふらちもの振切ふりきるを、お前樣まへさまどうでも左樣さやうなさるので御座ござんするか、わたし浮世うきよものになさりまするおか、わたくし一人ひとりもの
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
機を織る者は機織部はたおりべすなわち服部はっとりであります。また玉を造るものが玉造部たまつくりべ、豚を飼うものが猪飼部いかいべ中臣氏なかとみうじに属している部族が中臣部なかとみべであります。そういうようにみな「」と申しました。
ものの、わが夫子せこが、取りける、大刀の手上たがみに、丹書にかき著け、その緒には、赤幡あかはたを裁ち、赤幡たちて見れば、い隱る、山の御尾の、竹を掻き苅り、末押し靡かすなす
百姓軒別持高を五等にわかち、高拾石以上を本軒、九石九斗以下七石五斗以上を七歩五朱軒、(後には七歩五朱軒の区別は廃せらる)七石四斗九升以下五石迄を半軒
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
序破急じょはきゅう甲音かんおんせい揺韻よういんをゆるくひいて初甲しょかんにかえる、勘助流かんすけりゅう陣貝吹じんがいふき、「ヘンアリニツクベシ」のあいずである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)