“服部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はっとり78.9%
はつとり10.5%
はとり5.3%
ハトリ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀座は昔の面影もなくなったが、天金といった天麩羅屋は、いまの服部はっとりの裏にあり、その所蔵の馬琴、一九、三馬の扇面を私はいま愛蔵している。
江戸の昔を偲ぶ (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
鉄蔵 おつさん、服部はつとりの息子ね、僕と同じ班なんだぜ。昨日、戦友のちぎりを結ぼうなんて、レモン・テイイをおごりやがつた。あいつ、センチだからなあ。
部の音を略することは、普通の事で、の語尾を持つたものが、凡部曲ブキヨクの民であつたから、多いのに馴れて語尾に当る部分は省くのでもあつた。服部ハトリ土師部ハジ私部キサイの類、非常に例が多い。