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部曲
ふりがな文庫
“部曲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かきべ
37.5%
カキベ
25.0%
ぶきょく
12.5%
べのかき
12.5%
ブキヨク
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきべ
(逆引き)
かつて
御産屋
(
みうぶや
)
に奉仕した者、またはその
縁故
(
えんこ
)
を引く人々をもって組織した
部曲
(
かきべ
)
であって、これに
由
(
よ
)
って御名を永き世に留めんとしたものと、普通に解釈せられていてまだ異説はない。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
部曲(かきべ)の例文をもっと
(3作品)
見る
カキベ
(逆引き)
私は、昔の
丈部
(
ハセツカヒベ
)
(記・姓氏録・万葉)をば、支那風の仗人と見ずに、或は此すたんだぁどに似た桙を持つて、大将の
前
(
サキ
)
を
駆
(
オ
)
うた
部曲
(
カキベ
)
かと考へて居る。
幣束から旗さし物へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
部曲(カキベ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぶきょく
(逆引き)
大化の改新に際して、従来の
部曲
(
ぶきょく
)
たる半自由民が解放せられて、公民となった際にも、彼らは取り遺されたものなのです。
融和問題に関する歴史的考察
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
部曲(ぶきょく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
べのかき
(逆引き)
しかしながら事実は必ずしも
然
(
しか
)
らず、従来
部曲
(
べのかき
)
等の名を以て貴族の私民となり、半自由民の地位にあったものを解放して、公民すなわち「百姓」となしたに止まり、奴婢階級の賤民の如きは
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
部曲(べのかき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ブキヨク
(逆引き)
部の音を略することは、普通の事で、
部
(
ベ
)
の語尾を持つたものが、凡
部曲
(
ブキヨク
)
の民であつたから、多いのに馴れて語尾に当る部分は省くのでもあつた。
服部
(
ハトリ
)
・
土師部
(
ハジ
)
・
私部
(
キサイ
)
の類、非常に例が多い。
和歌の発生と諸芸術との関係
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
部曲(ブキヨク)の例文をもっと
(1作品)
見る
“部曲”の解説
部曲 (かきべ、ぶきょく)は、古代の中国、朝鮮、日本の私有民や私兵などの身分のことである。日本では民部とも書く。中国が起源で、賤民であり、隷属的集団。
(出典:Wikipedia)
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“部”で始まる語句
部屋
部
部分
部落
部屋住
部下
部室
部厚
部署
部屋頭
検索の候補
彎曲部
“部曲”のふりがなが多い著者
柳田国男
喜田貞吉
折口信夫