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部下
ふりがな文庫
“部下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぶか
90.9%
した
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶか
(逆引き)
かの
狡猾
(
こうかつ
)
な
悪智恵
(
わるぢえ
)
のある
男
(
おとこ
)
は、
部下
(
ぶか
)
をたくさんにもっていました。
男
(
おとこ
)
は、どうかして、
二人
(
ふたり
)
を
殺
(
ころ
)
して、あの
光
(
ひか
)
るものを
奪
(
うば
)
い
取
(
と
)
ろうと
思
(
おも
)
いました。
幸福に暮らした二人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
侍
(
さむらい
)
のくせにして、慾に目がくらんで
味方
(
みかた
)
を売る
裏切
(
うらぎ
)
りもの、多くの
部下
(
ぶか
)
の見せしめのため、
陣馬
(
じんば
)
ヶ
原
(
はら
)
で
討
(
う
)
ち首にしてあげる
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
部下(ぶか)の例文をもっと
(10作品)
見る
した
(逆引き)
が、平生は至つて口少なな、常に鷹揚に構へて、
部下
(
した
)
の者の
欠点
(
あら
)
は随分手酷くやツつけるけれども、滅多に
煽動
(
おだて
)
る事のない人であつた。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
言語
(
ことば
)
のみでなく、凡ての事が然う云つた調子で、随つて何日でも議論一つ出る事なく、平和で、無事で、波風の立つ日が無いと共に、
部下
(
した
)
の者に抑圧はあるけれど、自由の空気が
些
(
ちつ
)
とも吹かぬ。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
部下(した)の例文をもっと
(1作品)
見る
“部下”の意味
《名詞》
ある人物あるいはある組織の下に属し、命令を受けて行動する人。
(出典:Wiktionary)
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“部下”で始まる語句
部下任
検索の候補
間部下総守
部下任
下部
日下部
下腹部
下部屋
日下部鳴鶴
下女部屋
日下部四郎太
下磯部
“部下”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
大下宇陀児
押川春浪
アントン・チェーホフ
楠山正雄
石川啄木
吉川英治
宮沢賢治
小川未明