“殺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ころ32.1%
27.7%
15.5%
あや10.5%
ばら2.7%
ごろ1.6%
1.1%
ごろし1.1%
さつ1.1%
0.7%
ころし0.5%
やっ0.5%
ねむ0.4%
0.4%
0.2%
ころす0.2%
いた0.2%
おと0.2%
0.2%
ころさ0.2%
ころせ0.2%
しめ0.2%
そよ0.2%
たた0.2%
ちが0.2%
つぶ0.2%
やす0.2%
やら0.2%
やん0.2%
やッ0.2%
よだ0.2%
アヤ0.2%
コロ0.2%
サー0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんどやってきたら、鉄砲してしまうといっているもあるくらいです。けれど、ちゃんは黒犬をかわいがっていました。
僕がかわいがるから (新字新仮名) / 小川未明(著)
被害者轟九蔵氏が、昨夜遅く机にかかって仕事をしている最中に、犯人が背後から抱き付いて、心臓をグッと一突きったらしいんだ
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
これ鳥を籠中に封ずるのみならず、またその羽翼ぐものなり。沿海一万五千三百里、今は空しく超うべからざるの天険となりぬ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「父を討ったのは来馬らしく、その上、人をめて立退いたが、いろ/\相談もありすぐ来てくれ。又来馬立廻った節には召捕えて」
新訂雲母阪 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
さだめしもう彼奴を、してしまう寸法がついたんでしょうが、そのきッかけを見つけた手柄者の宅助は、まだいっこう目鼻がつきません。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
梅「いやさ、云わんければ手前はしにしても云わせなければならん、其の代り云いさえすれば小遣の少しぐらいは持たしてしてやる」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
っとぼけるな。この野郎……」と、半七は叱り付けた。「貴様は今夜この為吉をらすつもりでここへ連れ出したのだろう」
半七捕物帳:60 青山の仇討 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
九助より度々申立ると雖役人衆一向も御座なく只白状致せ/\とのみ日々拷問嚴敷何分苦痛かね候に付餘儀なく身に覺もなき人の趣きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あらあらしい血の脈を、どの顔も、こめかみにれさせ、人々は一足跳びに、原始人めいたばつな鼻息や放言になっていた。
驚きて當藝志美美をせむとしたまふ時に、神沼河耳の命、その神八井耳の命にまをしたまはく、「なねが命、を持ちて入りて、當藝志美美を殺せたまへ」
うむ、を。お貞、ずるい根性を出さないで、表向に吾を殺して、公然、良人殺しの罪人になるのだ。お貞、良人の罪人になるのだ。うむお貞。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
最初の時はある売国奴をつけるため、今度は罪なき囚人の死の願いを果すためです。
深夜の客 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
事情わけて叱りつけ、それでもきき入れないとなりゃ、せめてわたくしの手にかけてらせてやりたいと思うんでございます。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
め仕事はその場のものだ、そうはさせぬと言っても、そうせねばならない時はるし殺られる。」
ここに言擧して詔りたまひしく、「この白猪になれるは、その神の使者にあらむ。今らずとも、還らむ時にりて還りなむ」
たりと見れば数疋猛犬いちどに飛かゝりてつく。犬は人を力とし、人は犬を力としてもあり。此術は木にこもりたるにもする事也。
……それにしても、古い路考の色文を、うまい工合に使い廻して有頂天にさせて戸外へ引出し、鷲を使ってめつけようなんてのは、あまりといえば凄い思いつき。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
男だか女だかしてから検査た方が早道だと思っちゃったところへ、血だらけの口をしたS・O・Sの野郎が
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
一人をすら手にけて、今は活力を失いつくさねばならなくなった浪路は、恋人に、指先を握られたままで、最後の断末魔と戦うかのように、荒々しい息ざしを洩らすのだったが、やがて、その
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
とてもべき命也、ばころし給へ、もしあらば助たまへと怖々熊をければ、熊はなほりたるやうにてありしが、しばしありてすゝみいでにておしやるゆゑ
引連主人の方に立歸り主個夫婦長三郎の前にて今日奉行所の容子をば演説したる上三呉服町の親類方へて歸りたるまで委細のことを述たるに親子はおみつが庄兵衞をしことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
考へて見れば好いの皮さな。老妻を虐めて雞をさしたり、罎詰の正宗を買はしたり、にうんと油を絞られて、お帰りは停車場まで一里の路をお送りだ。——それも為方がありませんさ。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
こゝろよく汗の肌にすゞ吹けば蚊帳釣草の髭ぎけり
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
何でも小石川の床店の組合が、みに来たと思ったんだそうで、は寝耳で夢中でさ、その癖、燃えてる火のあかりで、ぼんやり詰めかけてる人形えたんでしょう。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それは、間接の刺しえになる。羅門は、そう計っているのだ。そうに違いない! これは一大事だ。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうでしょう。倦怠、不安、懐疑、廃頽——と明け暮れそればかりです。誰だって、こんな圧しされそうな憂鬱の中で、古びた能衣裳みたいな人達といっしょに暮してゆけるもんですか。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
善昌の方ではこの芝居が大あたりで、邪魔な与次郎をめてしまった上、案の通りに信者はますます殖えてくる。
半七捕物帳:21 蝶合戦 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
不可ねえ、れた、旦那が殺れた! ……オ、奥様も死んだらしいわ——ッ」
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
、たしかにそう見える。が、実はが殺したのだ。「ええ、おなすったか。 ...
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「何、そりゃ、ちゃんと心得てら。でも、あの余計にゃあ無いもんだ。こいつあね、蠅じゃあ大きくって、駄目なの、小さな奴なら蜘蛛の子位はつけるだろう。こら、いなあ、まあ。」
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
悪しと身の毛をたせたことは、のちにはこれことごとく次なる幸福へ到る段階のものばかり。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
め仕事はその場のものだ、そうはさせぬと言っても、そうせねばならない時はるし殺られる。」
作家ドウシハ、片言満了貴作ニツキ、御自身再検ネガイマス。真偽看破良策ハ、一作エシモノノサヲレ。「二人シタモアル。」
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
削り掛けの一種に接骨木や竹にさす削り花のある其らしく、同じ糸にたぐり寄せられる物には、楢の木のぎ口を丁字形に切りこんで羊歯の葉を挿し
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
手児呼坂・筑紫の荒ぶる神・姫社の神などの、人る者は到る処の山中に、小さな常夜の国を構へて居たことゝ察せられる。国栖・佐伯・土蜘蛛などは、山深くのみひき籠つて居たのではなかつた。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
芥川の遺言に(新書判十五卷百七十七頁參照)〔下島先生と御相談の上自殺とするも可病とするも可。