“ころし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
42.9%
殺人14.3%
殺人事件14.3%
殺害14.3%
殺害者14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年頃としごろ廿一二の女惣身そうしん打疵うちきずおほくしてころし候樣子に相見申候尤も衣類いるゐ紬縞小袖つむぎじまこそで二枚を着し黒純子くろどんすりう模樣もやう織出おりだしの丸おびしめ面部めんぶまゆひだりの方にふるきずあと相見あひみえ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
元飯田橋もといいだばし丁子風呂ちょうじぶろの女殺しは、物馴れた役人、手先もたった一目で胸を悪くしました。これほど残酷で、これほど巧妙で、これほど凄い殺人ころしは滅多にあるものではありません。
ほう殺人事件ころしが?……この私まで引っぱり出さなくたって……まあまあ……とんでもない。では、顔だけ出さして頂きましょうか? いやはや
(新字新仮名) / 楠田匡介(著)
成し馬は外につないで有る樣子なり重四郎是を見て此者が金飛脚かねひきやくにて今夜子刻過こゝのつすぎ丑刻頃やつごろには立つと云ふはなしなればあけ寅刻過なゝつごろには鈴ヶ森へ懸るは必定なりどくくらはゞ皿迄さらまでと云ば今宵彼を殺害ころしして金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その時部落の人達は、イサク殺害者ころしの若者が、死刑に処せられたということを風のたよりに聞くことが出来た。
死の復讐 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)