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曉
ふりがな文庫
“曉”のいろいろな読み方と例文
新字:
暁
読み方
割合
あかつき
50.9%
あけ
20.8%
さと
20.8%
あ
3.8%
あかつ
1.9%
あけがた
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかつき
(逆引き)
曉
(
あかつき
)
の
頃
(
ころ
)
になつて
漸
(
やうや
)
く
水
(
みづ
)
も
盡
(
つ
)
きたので、
二人
(
ふたり
)
は
其
(
その
)
中
(
なか
)
に
入
(
い
)
り、
今
(
いま
)
は
何處
(
いづく
)
と
目的
(
めあて
)
もなく、
印度洋
(
インドやう
)
の
唯中
(
たゞなか
)
を
浪
(
なみ
)
のまに/\
漂流
(
たゞよ
)
つて
居
(
を
)
るのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
曉(あかつき)の例文をもっと
(27作品)
見る
あけ
(逆引き)
平次は笹野新三郎と打合せて、八丁堀を繰出したのは
曉
(
あけ
)
の
寅刻
(
なゝつ
)
。霜を踏んで倉賀屋から、『さざなみ』の前後を、すつかり
取圍
(
とりかこ
)
ませました。
銭形平次捕物控:071 平次屠蘇機嫌
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
曉(あけ)の例文をもっと
(11作品)
見る
さと
(逆引き)
客は自己の無智に乗ぜられていながら、少しもそれを
曉
(
さと
)
らずに、薄い
笑談
(
じょうだん
)
の衣を掛けた、苦い皮肉を
浴
(
あび
)
せられて、無邪気に笑い興じている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
曉(さと)の例文をもっと
(11作品)
見る
▼ すべて表示
あ
(逆引き)
曉
(
あ
)
け方、東北の青い野原をうはばみのぬたくる樣に進んでゐる汽車が、渠の散文詩で歌つた通り、自分その物になつてしまつた。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
曉(あ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あかつ
(逆引き)
占
(
しめ
)
しは江戸四宿の内只此品川のみ然れば
遊客
(
いうきやく
)
も
隨
(
したが
)
つて多く彼の吉原にもをさ/\
劣
(
おと
)
らず
殊更
(
ことさら
)
此地は海に
臨
(
のぞ
)
みて
曉
(
あかつ
)
きの
他所
(
ほか
)
よりも早けれど
客人
(
まろうど
)
は
後朝
(
きぬ/″\
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
曉(あかつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あけがた
(逆引き)
遂
(
とぐ
)
べしと存ずるなり何とて
僞
(
いつは
)
りを申べきと問答の中に
疾
(
はや
)
曉
(
あけがた
)
に
近
(
ちか
)
くなりければ安五郎は
急
(
いそ
)
ぎ
立去
(
たちさら
)
んとしけるをお粂は
先
(
まづ
)
待
(
また
)
れよと引
止
(
とめ
)
る故安五郎は
面倒
(
めんだう
)
なりと
突飛
(
つきとば
)
すを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
曉(あけがた)の例文をもっと
(1作品)
見る
曉
部首:⽇
16画
“曉”を含む語句
拂曉
曉天
曉方
沒分曉漢
翌曉
曉闇
昨曉
曉星
曉凪
明曉
曉寅刻
払曉
今曉
曉月夜
曉近
冬曉
曉露
曉風
沒分曉
公曉
...
“曉”のふりがなが多い著者
横瀬夜雨
樋口一葉
押川春浪
蒲原有明
アリギエリ・ダンテ
岩野泡鳴
蒲 松齢
作者不詳
長塚節
高浜虚子