“翌曉”のいろいろな読み方と例文
新字:翌暁
読み方割合
あくるあさ50.0%
よくげう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌曉あくるあさ小樽に着く迄は、腰下す席もない混雜で、私は一晩ひとばん車室の隅に立ち明した。小樽で下車して、姉の家で朝飯をしたゝめ、三時間許りも假寢うたゝねをしてからまた車中の人となつた。
札幌 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
偖も小野田幸之進は主命によつて江戸屋敷を出立なし大坂へとおもむ途中とちう箱根も打越うちこえて江尻へとまり急ぎの旅なれば翌曉よくげう寅刻頃なゝつごろに出立しけるが江尻宿を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)