“假寢”のいろいろな読み方と例文
新字:仮寝
読み方割合
うたゝね66.7%
うたたね16.7%
かりね16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
トロリとした鶴見神奈川ぎて平沼めた。かの假寢ではあるが、それでも氣分がサツパリして多少元氣いたのでずまに義母
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
すると心がんで、われ知らず机にを垂れて假寢をし出した。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
さうして甘酸ゆい燐光の息するたびに、あをあをとみる螢籠に美くしい假寢の夢を時たまに閃めかしながら水のまにまに夜をこめて流れ下るのを習慣とするのである。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)