“僅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わず52.3%
わずか28.0%
わづ9.8%
わづか8.1%
たっ0.5%
たつ0.3%
0.2%
たった0.2%
きん0.2%
たッた0.2%
つい0.2%
はつ0.2%
はづか0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぎる」と一語かにし得たばかり。妻は涙の泉もたかだ自分の顔を見て血の気のないをわなわなとわしている。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ただに残って、今にそびえる天守閣の正しい均斉、その高欄をめぐらし、各層に屋根をつけた入母屋作りのいらか、その白堊の城。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
れてゐることはないかとへて見るが、萬事手つてゐる。そこで金太郎は、二時間といふかな時間をもてあましてしまふ。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
左右は千丈の谷なり、ふむ所に二三尺、一脚をあやまつ時は身を粉砕になすべし。おの/\忙怕あゆみて絶頂にいたりつきぬ。
だが、た一つ、弾条を捲いて置くのを忘れたんだよ。僕はあの蜘蛛糸を見た時、此れなら不在証明を作れると直感したのだ。
後光殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
詮方なしに煙草の会社へ通つて居た十一になる娘を芳原へ十両でて、も手数の何のツて途中へ消えて、手に入つたのはたお前、六両ぢやねいか、焼石に水どころの話ぢやねエ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
僕等が訊きたいのは、ったそれだけです。どんなに貴女を、犯人に決定したくなくも、つまるところは、結論が逆転しない限りやむを得ません。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
払うも払わぬも今一言の言葉の……今一言……一言……その一言をまだ言わぬ……折柄ガラガラと表の格子戸く音がする……吃驚して文三はお勢と顔を見合わせる、蹶然起上
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
しかしヘンデルはその間にも名作「アルキーナ」を作り、々十日間で「アレキサンドルの祭」を書いた。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
こう言出したと云ッて、何にも貴嬢に義理を欠かしてを遂げようと云うのじゃア無いが、唯貴嬢の口から一言、『断念めろ』と云ッてきたい。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
乃公先刻から半間とは離れぬ処にいるんだぞ。今日は乃公が死にかけたので、只今見舞人が罷越したのであるが、肝腎要目の御当人の姿が見えないので、お母さんが探しに来たのである。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
ありし雛遊びのあらたまらずまりし姿かたちにとめんとせねばとまりもせでさん千代ちやんと他愛もなき談笑ては喧嘩糸口最早来玉ふなしにんお前様こそのいひじらけに見合さぬ二日目昨日るかりし此後
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
これ山川風土氣候等地理的關係らしむるであつて、てのものはじんまりとしてり、つて化物小規模である。希臘人間におはあるが、くないおである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)