“見合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みあ61.6%
みあは20.5%
みあわ12.5%
みあい2.7%
みあはせ0.9%
0.9%
みあひ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういって、かお見合みあわせて、にっこりしました。このとき、あちらからきみさんが、さっきのねこをいてやってきました。
僕たちは愛するけれど (新字新仮名) / 小川未明(著)
だから突然とつぜんこの小舅こじうと自分じぶんあひだ御櫃おはちいて、たがひかほ見合みあはせながら、くちうごかすのが、御米およねつては一種いつしゆ經驗けいけんであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「普段なら、年は取っとるし、まあ見合みあわすところじゃが、ことによると、もうえんかも、知れんから、送ってやろうと思うております」
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
見合みあいとき良人おっと服装ふくそうでございますか——服装ふくそうはたしか狩衣かりぎぬはかま穿いて、おさだまりの大小だいしょう二腰ふたこし、そしてには中啓ちゅうけいってりました……。
聞給きゝたまはゞさぞよろこび給ふべししばなみだくれけるが否々年も行ぬ其方們そなたたち先々まづ/\見合みあはせくれと云を兄弟は聞ず敵討かたきうちに出ると云にも非ず父樣の樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
にんは、おもいがけない反対はんたいあって、たがいにかお見合わせました。
眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ば見染た程の事といひ吾儕わたし息子むすこを能く見たれば和女そなたも定めし見たであらすれば見合みあひも濟だと言物ことに息子殿は戀病こひやみで早く安否あんぴが聞たいと管伴ばんたうどのも急がるれば其所そこ和女そなたとふなれば遠慮ゑんりよ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)