“逢”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
87.7%
5.8%
あっ1.4%
あひ1.2%
あい1.0%
くは0.8%
あわ0.6%
くわ0.6%
0.4%
あう0.2%
(他:2)0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“逢”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語11.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行3.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
和尚は殿様にって話をするたびに、阿部権兵衛が助命のことを折りがあったら言上しようと思ったが、どうしても折りがない。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
利安は甲斐守歸邸の上、いかなるとがめはうも知れぬ事ではあるが、是非なき場合ゆゑ、物蔭から見させようと云つた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
「しかし鉄片が磁石にうたら?」「はじめて逢うても会釈えしゃくはなかろ」と拇指の穴をさかでて澄ましている。
一夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
だが、その夜は、あいにく、にもめぐまれず、しかもそれ以後まもなく、二人の恋は、致命的な事件に会わねばならなかった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藻西太郎にあって見んとはもとより余の願う所ろ何かは以て躊躇ためらき、早速目科に従いて又もや此家を走りいでたり
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
「それじゃちょいとあって来てからそれからこの間の復讐かたきうちだ、覚悟をしてお置きなさい」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ただあひは逢ひかつましじ石川に雲立ち渡れ見つつしぬばむ』(二二五)といふのが出て居る。
人麿の妻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
捨置すておがたしと石橋いしばしわたしとで山田やまだあひきました、すると金港堂きんかうどうけんの話が有つて
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
これを大方おおかたのよに恋の成就じょうじゅとやいふならん、あいそめてうたがふいと浅し、
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
事におあいでしょう。そしたら鍵を揮っておよけなさい。6280
翌る八月十六日、晝少し前にはもう、八五郎が明神下の平次の家に飛込んで來ました。大きな事件に出つくはすと、全く疲れを知らぬ調法な男です。
「いや、放つて置いて貰ひ度い。斯う歩いてるうちに、家中の者に出つくはすことになるだらう、——その代り何處へでも、自由に行つて宜いといふことにして貰ひ度いな、番頭さん」
花「憫然かわいそうに、坊様だが泥坊に縛られて災難にあわしゃッたと見え素裸体だ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
貴方はわたしを非道ひどい目におあわせなさいました。
自動車が驢馬車に出っくわすと、驢馬の魯鈍にはかなわないと見え、いつも自動車の方が譲歩する。
七重文化の都市 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
が、ここでは平次も全く予想外なことにくわしました。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
が、此處では平次も全く豫想外なことに出つはしました。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「伊太郎と照吉は無二の仲でしたが、近頃伊太郎が何にかでまうけた樣子で、パツパして居りました。多分昨夜此處ではして、照吉が無心を吹つ掛け、それを聽かなかつたので喧嘩になつたので御座いませう」
やさしき御言葉は骨にきざんで七生忘れませぬ、女子おなごの世に生れし甲斐かい今日知りてこの嬉しさ果敢はかなや終り初物はつもの、あなたは旅の御客、あうも別れも旭日あさひがあの木梢こずえ離れぬ内
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
会いくば幾度いくたびにてもあえる、又た逢える筈の情縁あらば如斯こんな哀しい情緒おもいは起らぬものである。
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
勿躰もつたいない、名僧智識めいそうちしきつたもの、と足代あじろわらいたゞいたゞがの、……それでは、お前様めえさまわしあとへござつて、坊主ばうずあはしつたものだんべい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)