“足代”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あししろ42.9%
あじろ35.7%
アシヽロ14.3%
アシシロ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう言えば、山田寺は、役君小角えのきみおづぬが、山林仏教をはじめる最初の足代あししろになった処だと言う伝えが、吉野や、葛城の山伏行人やまぶしぎょうにんの間に行われていた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
たかく、あしんで、ぬまきしはなれると、足代あじろ突立つゝたつて見送みおくつた坊主ばうずかげは、背後うしろから蔽覆おつかぶさるごとく、おほひなるかたちつてえた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さう言へば、山田寺は、役君小角エノキミヲヅカが、山林佛教を創める最初の足代アシヽロになつた處だと言ふ傳へが、吉野や、葛城の山伏行人ヤマブシギヤウニンの間に行はれてゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
さう言へば、山田寺は、役君小角エノキミヲヅヌが、山林仏教をハジめる最初の足代アシシロになつた処だと言ふ伝へが、吉野や、葛城の山伏行人ヤマブシギヤウニンの間に行はれてゐた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)