“高”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たか82.5%
こう4.4%
たけ3.5%
だか3.3%
たこ1.3%
かう1.1%
0.7%
タカ0.7%
たかま0.4%
たかさ0.2%
(他:8)1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“高”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸32.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)27.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
荒浪あらなみ鞺々どう/\打寄うちよするみさき一端いつたんには、たか旗竿はたざほてられて
紺地こんぢおびむなたかう、高島田たかしまだひんよきに、ぎん平打ひらうちかうがいのみ
森の紫陽花 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
謎の女が苦しまぎれの屈託顔に六畳敷を出たのは、焦慮じれったいがこうじて、布団の上にたたまれないからである。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
住みにくさがこうじると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいとさとった時、詩が生れて、が出来る。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「エエと、あのたけえのが獅子ヶ鼻という山だ、あの山の蔭へ行ってみたら、いいところがあるかも知れねえ」
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「さう言はずに、何とか歩み寄つたらどうだね。千兩もちとたけえやうだが、百兩もあんまり可哀相だね。」
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
と思うと、かんだかい女の声が、舌のまわらない男の声といっしょになって、人もなげに、みだらな冗談を言いかわして来る。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「どこかツーラかオリョル県あたりがいいな。……第一に、別荘なんかは要らないし、第二に、と言ってあがだかは確かでなくちゃあね。」
富籤 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「ほんま言うたら、六十円でもやって行かれしまへんネん。子供がきが二人も居よりまんネん。きょう物がたこおまっさかいな」
青春の逆説 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
これ曲亭馬琴きょくていばきんあんに人をそしりておのれをたこうせんがために書きたるものなりとか。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
情無い此我はよと、羨ましいがつひかうじて女房かゝにも口きかず泣きながら寐ました其夜の事、五重塔をきさま作れ今直つくれと怖しい人に吩咐いひつけられ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
今度のあいつの一件だつて、つまりはその不平がかうじたやうなもんぢやないか。
南瓜 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
イロいウモがアかく
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……父母年けて
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
コエタカク、「アリガトウ」ト明朗メイロウ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
月黒ツキクロクシテ雁飛カリトブヤタカ
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
それが四方八方へ広まって小山の物堅い評判は段々たかまりました
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
自分は彼の差したさかずきを受け、すこしずつすすりながら彼の言うところきいて居たが、聞くに連れて自分は彼を怪しむ念の益々ますますたかまるを禁じ得なかった。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
しばらくすると、かさなるものは小一尺のたかさまで来た。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
町子 では、早速、お願ひいたします。ざつとでよろしうございますから……。有田さん、たかしさんの体温表をもつて来てお目にかけて御覧なさい。
ママ先生とその夫 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
宮はやうやうおもてを向けて、さてしとやかに起ちて、うやうやしく礼するを、唯継は世にも嬉しげなる目して受けながら、なほ飽くまでもおごたかぶるを忘れざりき。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「そんなにたげえもんなら、来年になってからでも、買ってもらうんだや。」と、婆さんはやさしく言った。
駈落 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
「水色? あんなもんでも、随分たげえもんだべでや?」
駈落 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
こっちの手で、ハイ海へ落ちさっしゃるお日様と、黒門の森にかかったお月様の真中まんなかへ、たっかくこう透かして見っけ。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
むゝう三拾両じゃア仕様がねえ、是れが三両ぐらいのことなら大事な御主人のやめえには換えられねえから、うちを売ったって其の薬を買って上げたいとは思いますが、三拾両なんてえらい話だ、そんな出来ねえ相談をたれちゃア困ります、御病人の前ででけえ声じゃア云えねえが
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ボーダーハインダーアッパー)と、三部に分れる初期の沙翁舞台——。
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ねえ幡江さん、ハインダーボーダーアッパー——と、この沙翁舞台の様式ですが、それを一生の夢に描いていた人と云えば、まず貴方のお父さん以外に、誰がありましょう。然し、法王アレキサンドル六世はカテリナ・リアリオから、毒を含んだ手紙を送られたとか云いますが、まさにそれを読んだとて、死にはしなかったでしょう。
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
私達はアパコルニッシュ街道の行手にモンテ・カアロが出現するのを待っていた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
漸くゼーロンも必死となった如く、更にハイハードルを跳び越える通りな恰好で、弓なりに擂り鉢のふちを駆け続けて、いよいよ降り坂の出口にさしかかった。
ゼーロン (新字新仮名) / 牧野信一(著)