“高価”のいろいろな読み方と例文
旧字:高價
読み方(ふりがな)割合
たか66.7%
こうか17.3%
たけ6.2%
たかい3.7%
たかね3.7%
こうじき1.2%
たかく1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“高価”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語9.5%
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ4.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
毛皮売りは大道商人の中でも一番高価たかいものを売るのだそうだが、まだこのほかにも一円以上のものを大道で売るのが沢山居る。
もっとも本当のピアノは高価たかいから、この頃では和製の手軽い安いのがドッサリ出来るからで、正にピアノ全盛になって来た。
さだめし高価こうかのものであろうとおもいながらいてみますと、はたして相当そうとうあたいでした。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
紳士しんしは、高価こうかかねはらって、しんぱくをくるまなかみました。
しんぱくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ウン。あのパン屋のソニーさんよ。おかげで高価たけぜにを払ったルパシカが台なしだ。とても五ドルじゃ合わねえ」
支那米の袋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
三万円も高価たけえ給銀と思えや諦めが付く。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ただ好いのは二十円ぐらいすると云う段になって、急にそんな高価たかいのでなくってもかろうと云っておいた。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もっとも家賃は少しお高価たかいですがね、生命が延びようってんだから安いものでさ。
「黒貂の皮は一枚もございません。あの商人がすっかり高価たかねで買いしめてしまって、敷物をこさえてしまいました。」
イワンの馬鹿 (新字新仮名) / レオ・トルストイ(著)
が、結婚の式場につらなるまで、彼は瑠璃子を高価たかねあがなった装飾品のようにしか思っていなかった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「いや、こちらのことよ。食物は諸事ずんとぜいをつくしてな。なに程高価こうじきなものとても苦しゅうない。充分に用意いたせよ」
「炭はなるほど高価たかくなったに違ないがうちで急にそれを節約するほどのことはなかろう」
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)