“高価”のいろいろな読み方と例文
旧字:高價
読み方割合
たか65.9%
こうか19.3%
たけ5.7%
たかね3.4%
たかい3.4%
こうじき1.1%
たかく1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々は、緊張が去ってざわめきはじめ、やれやれ、気紛れにもせよ五十万ミルは高価いと、ようやく、方々で扇の音が高まってきた。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
こんどのことで、いちばんをしたのは、高価をなくし、世間からわるくわれた家主であろうと、えたので、画家にそうすと
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
こっちの仕事の邪魔にゃあならねえ。三万円も高価え給銀と思えや諦めが付く。彼奴はちっと安過ぎたからな。はっはっ。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
夏珪の『李白観瀑』は、つい此間行われた伊達家の大売立に九万五千円と云う途方もない高価を附せられた品物だった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
もっとも家賃は少しお高価ですがね、生命が延びようってんだから安いものでさ。
「いや、こちらのことよ。食物は諸事ずんとをつくしてな。なに程高価なものとても苦しゅうない。充分に用意いたせよ」
「炭はなるほど高価なったに違ないがで急にそれを節約するほどのことはなかろう」
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)