“画家”のいろいろな読み方と例文
旧字:畫家
読み方割合
えかき38.7%
ゑかき29.0%
がか22.6%
ぐわか9.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わしは、商売というものが無いから、こうして困っているのじゃが……わしは、その画家えかきなんでな。泊めてもらえないかな?」
再度生老人 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
その春挙氏は画家ゑかきである。画が頼みたい人にそつと内証ないしようでお知らせする。氏の潤筆料に黄金こがねなどは無用の沙汰で、兎角は石の事/\。
「せっかくやまから、はやしをつたってきたのを、おもいやりのないことをしたものだな。」と、画家がかは、うぐいすのかなしみました。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
しつの、其処そこに五にんた。著名ちよめいなる新聞記者しんぶんきしや審査員しんさゐん——画家ぐわか文学者ぶんがくしや某子爵ぼうししやく令夫人れいふじん一人ひとり。——そのた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)