“女画家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぢよぐわか50.0%
をんなゑかき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとの僕等と女画家ぢよぐわかとはドリヷル夫婦の自動車に相のりしてモンマルトルへ帰つた。文豪の誕生日の一を想ひけなく斯様かやうに面白く過ごしたのは栄誉である。うしてこの日は僕の誕生日でもあつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
だが、豆猿の好きなのは使ひ残しの墨汁すみの事で、文展に落選した女画家をんなゑかきの涙までも嘗めて呉れるか、うかは請合うけあはれない。豆猿は余り水つぽい物は好かないさうだから。