“女画史”の読み方と例文
読み方割合
ぢよぐわし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菅茶山は嘗て蘭軒の姉幾勢きせに尾道の女画史ぢよぐわしとよが画を贈つたことがあつて、今又重て贈るべしや否やを問うてゐる。豊とは何人であらうか。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
金柚きんいうは時々匀合いんがふ(此七字不明)一興をそへ申候。此よしも御申つたへ可被下候。何ぞさし上申度候へ共なし。豊が絵御入用候はばまたさし上可申と御伝可被下候。豊は尾道女画史ぢよぐわし也。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)