“ゑかき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
画家52.9%
画工11.8%
畫工11.8%
畫師5.9%
画人5.9%
畫家5.9%
絵工5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の寺のも矢張同じ型ではあつたが、多少創意のある画家ゑかきの筆に成つたものと見えて、ありふれた図に比べると余程活々いき/\して居た。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
本人が変るばかりぢやない、画工ゑかきの方の気分も毎日変るんだから、本当を云ふと、肖像画が何枚でも出来がらなくつちやならない訳だが、さうはかない。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
下人 こゝに名前なまへいてある人達ひとたち見附みつけい! えゝと、靴屋くつやものさしかせげか、裁縫師したてや足型あしかたかせげ、漁夫れふしふでかせげ、畫工ゑかきあみかせげといてあるわい。
旦那樣だんなさま畫師ゑかきぢやげにござりまして、ちよつくら、はあ、おかゝりたいとまをしますでござります。」
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぢやでふわい。これ、田舍𢌞ゐなかまはりの畫師ゑかきと、ものもらひと、どれだけの相違さうゐがある。はツ/\。」
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぼくが、画人ゑかきなら画にするが……
にはかへんろ記 (新字旧仮名) / 久保田万太郎(著)
こゝの女中が持つて來た宿帳の中には吾儕が知つて居る畫家ゑかきの名もあつたので、雜談は復たそれから始まつた。晝の間寂しかつた溪流の音は騷然さわがしく變つて來た。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
俺が覚えてるだけでも真珠を七箇なゝつめた領留針ブルーチ、無線七宝しちほう宝玉匣たまばこ、仏蘭西製の象牙骨の扇子、何とかといふ名高い絵工ゑかきの書いた十二ヶ月美人とかのでふ
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)