“畫師”のいろいろな読み方と例文
新字:画師
読み方割合
ゑし66.7%
ゑかき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つま皓體かうたい氣懸きがかりさに、大盡だいじんましぐらにおく駈込かけこむと、やつさつあかつて、扱帶しごきいてところ物狂ものくるはしくつてかへせば、畫師ゑし何處どこへやら。
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
襤褸つゞれの著物いたく窶れたれどもつぎ/\の色紙なか/\に畫師ゑしかるべき打扮に、半ば落葉を盈たしたる籠を負ひ、熊手を持ちて、森の中を歩み行く十四五の少女
花枕 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
旦那樣だんなさま畫師ゑかきぢやげにござりまして、ちよつくら、はあ、おかゝりたいとまをしますでござります。」
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぢやでふわい。これ、田舍𢌞ゐなかまはりの畫師ゑかきと、ものもらひと、どれだけの相違さうゐがある。はツ/\。」
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)