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『花枕』
ふりがな文庫
『
花枕
(
はなまくら
)
』
神の工が削りなしけん千仞の絶壁、上平に草生ひ茂りて、三方は奇しき木の林に包まれ、東に向ひて開く一方、遙の下に群れたる人家、屈曲したる川の流を見るべし。此處に飛び來れるは、さゝやかに美しき神の子二人、何處よりか採りて來し種々の花を植ゑ試みつゝ …
著者
正岡子規
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説」1897(明治30)年4月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
屏
(
とびら
)
吻
(
くちびる
)
上
(
うへ
)
周圍
(
ぐるり
)
潜
(
ひそか
)
美
(
よ
)
實
(
まこと
)
平
(
たひら
)
襤褸
(
つゞれ
)
汝
(
なれ
)
摩
(
さす
)
纔
(
わづか
)
自
(
みづか
)
畫
(
か
)
柔軟
(
やはらか
)
心
(
こゝろ
)
形
(
なり
)
類
(
たぐひ
)
賢
(
さか
)
臺
(
うてな
)
樂
(
たのし
)
徐
(
おもむろ
)
減
(
へら
)
近
(
ちかづ
)
額
(
ひたひ
)
男神
(
をがみ
)
兩足
(
もろあし
)
苧環
(
をだまき
)
記念
(
かたみ
)
茅針
(
つばな
)
菫
(
すみれ
)
薊
(
あざみ
)
褥
(
しとね
)
男君
(
をぎみ
)
香氣
(
にほひ
)
高殿
(
たかどの
)
色彩
(
いろどり
)
羅
(
うすもの
)
眉
(
まゆ
)
畫師
(
ゑし
)
清
(
きよ
)
栽
(
う
)
本
(
もと
)
工
(
たくみ
)
女神
(
めがみ
)
勞
(
つか
)
人氣
(
ひとけ
)
五形
(
げんげ
)