“兩足”のいろいろな読み方と例文
新字:両足
読み方割合
りやうあし66.7%
もろあし22.2%
りようあし11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……なんと、兩足りやうあしから、下腹したばらけて、棕櫚しゆろのみが、うよ/\ぞろ/\……赤蟻あかありれつつくつてる……わたし立窘たちすくみました。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
匂は如何にしけん兩足もろあしを藤蔓に取られて體は宙にぶら下りし儘、そを拔け出でんと頻りに黄なる羽を搖かしてあせればいよ/\蔓は足を締めて、逃れんやうも無きに
花枕 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
子供こども兩足りようあしとらへてさかさにつるし、かほそとけて、ひざもてせなかくとふのですさうすれば、かつての實驗じつけんよつるから、これツてれと熱心ねつしんすゝめました