“両足”のいろいろな読み方と例文
旧字:兩足
読み方割合
りょうあし73.3%
りやうあし13.3%
りょうそく13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両足りょうあしをかわりばんこにあげているのは、かにさされないためでもありますが、便所べんじょにいきたいのをがまんしているためでもありました。
貴僧あなたまをせばなんでも出来できませうとおもひますけれども、此人このひとやまひばかりはお医者いしやでもみづでもなほりませなんだ、両足りやうあしちませんのでございますから、なにおぼえさしましてもやくにはちません。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
なお妾と互い違いにして妾の両足りょうそくをば自分の両腋下えきかはさみ、如何いかなる寒気かんきもこのすきに入ることなからしめたる、その真心の有りがたさ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)