“寒気”のいろいろな読み方と例文
旧字:寒氣
読み方(ふりがな)割合
さむけ62.2%
かんき25.7%
さむさ10.8%
しばれ1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“寒気”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
お浜はぞくぞくと寒気さむけがして、郁太郎を乳の傍へひたと抱き寄せて、夜具をかぶろうとして、ふと仏壇の方を見ました。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
何しろ僕はこれを見ると同時に一種の寒気さむけを覚えてこわいともかなしいとも言いようのない思が胸につかえてちょうど
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
加之しかも夜の更けると共に、寒い雨が意地悪く降頻ふりしきるので、人々も寒気かんきうえとに疲れて来た。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ガードをくぐると、そこだけは、一にちじゅう日蔭ひかげで、寒気かんきがきびしく、はだしました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
風はそよとも吹かぬが、しみるような寒気さむさが足の爪先つまさきから全身を凍らするようで、覚えず胴戦どうぶるいが出るほどだ。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
此寺こゝの僧どもは寒気さむさに怯ぢて所化寮しよけれうに炉をや囲みてあるらん、影だに終に見するもの無し。
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
寒気しばれていた。広場はギュンギュンなって——皆は絶えず足ぶみをしていた。下駄の歯の下で、ものの割れるような音をたてた。
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)