“腋下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えきか60.0%
わきした26.7%
わきのした13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヴァイオリンを温かに右の腋下(えきか)に護(まも)りたる演奏者は、ぐるりと戸側(とぎわ)に体(たい)を回(めぐ)らして、薄紅葉(うすもみじ)を点じたる裾模様(すそもよう)を台上に動かして来る。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
で、私は、右肩(うけん)から左の腋下(わきした)にかけて、胸部一面に繃帯をした軽い身体の背部に手を差し入れ、脳貧血を起させぬよう、極めて注意深く、寝台(ベッド)の上に起してやった。
肉腫 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
首を垂れて聴て居た貞之進は、その時冷たい汗が腋下(わきのした)を伝わるとゝもにやゝ安堵し、手紙に書いたまゝの事を、ぽつ/\と句切って繰返すを、そうか/\と庄右衛門は点頭(うなずき)ながら四辺(あたり)を看廻わし
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)