“寝台”のいろいろな読み方と例文
旧字:寢臺
読み方割合
ねだい47.7%
ベッド26.9%
しんだい16.2%
ベツド3.1%
バース1.5%
とこ1.5%
ベット0.8%
パアス0.8%
シンダイ0.8%
ベツト0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分で正気づいたと、心がになった時だけ、跫音より、このがたがたにもうらず、やにわに寝台からずるずると落ちた。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二月下旬に、佃の健康は、学校へ出勤しないこと、朝おそくまで寝台にいること、夜外出できないことぐらいで、殆ど平常に復した。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
このわるものの女は、おさまの頭をつかみ、むすめには足をつかませて、ふたりがかりでお妃さまを寝台からひきずりだしました。
寝台の様子で見ると、一刻前に起き出て、取り散らかつたまゝの様子だつたから、直ぐに現はれるであらう——何時も彼女は自分で寝具を
風媒結婚 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
狭苦しい寝台を取りつけたり、洗面台を据えたりしてあるその間に、窮屈に積み重ねられた小荷物を見回しながら、帯を解き始めた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
そが息吹きもてゆるやかに、我がささやかな寝台をあやした。
ちょうどその時、アアミンガアドは寝台からり落ちそうになりました。向うから壁をコツ、コツと叩く音を聞いたからでした。
真蒼になって為吉は寝台の上に俯伏した。一運水夫長とが何か小声で話し合っていた。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
四、寝台。木ヲ組合ワセテ作リタル丈夫ナルモノ。台ノ内側又ハ蒲団綿ノ中に、朱筆ヲ以テ6033ト記シタル唐紙片ヲ発見セラルベシ。
鏡子は昨夜二三十分は眠れたが、それも思ひなしかも分らない程で朝になつたのである。六ケ月の寝台の寝ごこちから、畳の上に帰つた初めてのの苦痛もあつたからであらう。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)