『時限爆弾奇譚（じげんばくだんきたん）：――金博士シリーズ・８――（――きんはかせシリーズ・はち――）』

なにを感づいたものか、世界の宝といわれる、例の科学発明王金博士が、このほど上海の新聞に、とんでもない人騒がせの広告を出したものである。 その広告文をここへ抄録してみよう。 全世界人ヘノ警告文 余スナワチ金博士は、今度ヒソカニ感ズルトコロアリ …

著者	海野十三
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「新青年」1941（昭和16）年12月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約20分（500文字/分）
朗読目安時間	約34分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

小（チイ） 向（ムキ） 逆（サカサ） 余（ヨ） 甚（ハナハ） 付（ツキ） 丈夫（ジョウブ） 丈（タケ） 小（しょう） 計（ハカ） 記（シル） 寝台（シンダイ） 端（たん） 花瓶（カビン） 来（キタ） 払（ばら） 一日（ついたち） 中（じゅう） 何時（イツ） 一先（ヒトマ） 水甕（ミズガメ） 極（ご） 行（ぎょう） 装填（ソウテン） 彼奴（やつ） 告白（コクハク） 黝（くす） 之（コレ） 近隣（ちかま） 外（そ） 亘（ワタ） 対象（タイショウ） 朱筆（シュヒツ） 常例（じょうれい） 抑々（ソモソモ） 拇指（オヤユビ） 附（ふ） 出（い） 遁（の） 此段（コノダン） 墨書（ボクショ） 定（さだ） 警告（ケイコク） 弾（はず） 下（お） 築（きず） 書函（しょばこ） 腹腔（ふっこう） 片（きれ） 物件（ブッケン） 物品（ぶっぴん） 傾（かたむ） 列挙（レッキョ） 為念（ネンノタメ） 刻（きざ） 半（なか） 遂（と） 咳（せ） 唾液（だえき） 飾窓（ウインド） 喰（くら） 相成（あいな） 看破（かんぱ） 費（ついや） 一塊（いっかい） 磨（と） 豪商（ごうしょう） 謀略（ぼうりゃく） 乗（じょう） 記（き） 角（かど） 覚（おぼ） 手応（てごたえ） 胴切（どうぎ） 縁（えん） 鮭（さけ） 瓶（びん） 甕（かめ） 鼠色（ねずみいろ） 生唾（なまつば） 生憎（あいにく） 町角（まちかど） 痕（あと） 皺（しわ） 看取（かんしゅ） 睡気（ねむけ） 石材（せきざい） 黒綿（くろわた） 礎石（そせき） 租界（そかい） 黒主（くろぬし） 籠城（ろうじょう） 米（メートル） 糎（センチ） 純金（じゅんきん） 紫檀（したん） 総督（そうとく） 飽（あ） 途方（とほう） 途端（とたん）