“書函”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんばこ33.3%
しょかん33.3%
しょばこ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
机のかたわらに押立たは二本だち書函ほんばこ、これには小形の爛缶ランプが載せてある。机の下に差入れたはふちの欠けた火入、これには摺附木すりつけぎ死体しがいよこたわッている。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
書函しょかん序あり天地玄黄げんこうさらしけり
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
「なるほど、なるほど。ええと第五号は、紫檀したんメイタ卓子テーブルか。それから第六号が、拓本たくほん十巻ヲ収メタル書函しょばこか。それから……」