“しょかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書翰77.6%
書簡4.1%
書柬4.1%
初甲2.0%
所感2.0%
所管2.0%
所関2.0%
暑寒2.0%
書函2.0%
書巻2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われわれは一面識なき人より書翰(しょかん)をおくられた場合には、その筆跡によって多少の判断を与うるに、往々適中することがある。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
過日(かじつ)この孤児園(こじえん)の孤児(こじ)たちが、連(つ)れ立(だ)って、書簡(しょかん)せんや、鉛筆(えんぴつ)や、はみがき粉(こ)などをかんへ入(い)れて、売(う)りにきたとき、自分(じぶん)は、つれなく、「みんなあるから、いらない。」と、断(ことわ)ったのだった。
子供は悲しみを知らず (新字新仮名) / 小川未明(著)
徳川光圀(とくがわみつくに)卿(きょう)が常に紙を惜しみたまい、外より来る書柬(しょかん)の裏紙長短のかまいなくつがせられ、詩歌の稿には反古(ほご)の裏を用いたまいたる事はよく人の知るところである。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
序破急(じょはきゅう)に甲音(かんおん)三声(せい)、揺韻(よういん)をゆるくひいて初甲(しょかん)の音(ね)にかえる、勘助流(かんすけりゅう)陣貝吹(じんがいふ)き、「変(ヘン)アリ部(ブ)ニツクベシ」のあいずである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが蛾次郎は、卜斎が返辞(へんじ)をするとしないとにかかわらず、ひとり所感(しょかん)をのべている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
糟谷(かすや)は明治十五年ごろから、足掛(か)け十二年のあいだ、下総種畜場(しもうさしゅちくじょう)の技師(ぎし)であった。そのころ種畜場は農商務省(のうしょうむしょう)の所管(しょかん)であった。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
権利を異(こと)にし、骨肉の縁を異にし、貧富(ひんぷ)を異にし、教育を異にし、理財(りざい)活計(かっけい)の趣(おもむき)を異にし、風俗(ふうぞく)習慣(しゅうかん)を異にする者なれば、自(おのず)からまたその栄誉の所在(しょざい)も異なり、利害の所関(しょかん)も異ならざるを得ず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
春夏秋冬、暑寒(しょかん)の変化が有っては不都合だから、それを防ぐ為に地の底百尺以上の深い所へ掘り込んで作ってある。
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)
書函(しょかん)序あり天地玄黄(げんこう)と曝(さら)しけり
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
と訊き返してから、蕭照はふと、以前の自分には多少あった書巻(しょかん)の智識を、久しぶりに身に思い出そうとしてみた。が、そんなことを努めてまで話しているのは面倒にもなって
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)