“売”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
77.0%
うり11.2%
うら2.7%
うっ2.1%
うる1.6%
わた1.1%
1.1%
うつ1.1%
うれ1.1%
から0.5%
バイ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、かごからひばりをして、みんなにせながら、あめをがありました。そのると、あそんでいる子供たちは
ひばりのおじさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
いわしは、いわしのかごをつんだ車を、道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを両手でつかんで、弥助の家の中へもってはいりました。
ごん狐 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
お登和さん、ホントに今て下すった松茸は良い品物ばかりですね。何故良い品ばかり揃えて直段を高くしてないでしょう。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
その羽織をて一両三分の金を持て、私は鉄砲洲の中屋敷にたことがあると云うような次第で、全体藩の一般の習慣にすれば
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
物を茶屋をもる、いづれの処も平一の雪なれば、物を煮処は雪ををちらして火をば、雪のざる事妙なり。
ユダ橄欖の林を歩める時、悪魔彼に云ひけるは、「イエスを祭司のたちにせ。すれば三十枚の銀子を得べし。」
LOS CAPRICHOS (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「知るまいと思っているだろうが、稼いだ品をかした先から、すぐ俺の耳へ入ってくるのだ。てめえも毎晩、関ヶ原へ行ったろう」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いのがあつたら二つばかりいツて、さんが小遣れやしたから、何卒丁度さそうな世辞があつたらておんなせえな。
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「叔父さん、こうして名刺を一枚出しさえすれば、何処へ行っても通ります——塩瀬の店は今兜町でもッ子なんですからネ」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
文学者を以てのンきなり気楽なり阿呆なりといふ事の当否ばかりパチクリさして藻脱となれる木乃伊文学者に是れ人間精粋にあらずや。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
夜店出し「早かったどころかいな。今日は休みや。場割りが済んで、さあ店を張ろうとおもたら、降って来やがったさかい……夜店出しもこう雨が多かったら、さっぱりにならんわ」
四つの都 (新字新仮名) / 織田作之助(著)