“売台”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
キオスク40.0%
カウンタ20.0%
カウンタア20.0%
コントワール20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
点々と彼女らの腕から溢れる花。諸霊祭の夜。ケエ・デ・ベルジェの混雑。シャトオ・ダフ往きの小蒸汽船。星と街灯に装飾された新聞売台キオスク
申訳みたいに売台カウンタのむこうに酒壜さけびんの列が並んではいるが、公衆に開けてるんじゃないとみえて、この、酒場の書入れ時刻というのに、客といっては一人もなかった。
急に現職業にかえったかれは、そこの売台カウンタアと私の中間に正しくななめにちどまりながら、つんとモウニングの袖ぐちを引っぱって、売子の女に上官としての適度の威をしめして言った。
しかし一週間たつと、彼女はいつもよりは少しあおざめていたが、ほかは前と同じ様子で、自分の売台コントワールにふたたび現われた。