“コントワール”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒場台66.7%
売台33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒場台コントワールのほうからくる琥珀こはく色の光が、ほとんど子供じみた彼女の横顔を浮きあがらせていた。脆そうな首筋、白い芥子のようなうすい皮膚。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
と艶然たる睨みを一つ呉れて置いて、酒場台コントワールの横の赤い垂幕を捲くると、そそくさとその奥へ入って行ってしまった。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
しかし一週間たつと、彼女はいつもよりは少しあおざめていたが、ほかは前と同じ様子で、自分の売台コントワールにふたたび現われた。