“売卜”のいろいろな読み方と例文
旧字:賣卜
読み方割合
ばいぼく75.0%
うらない20.8%
えきしゃ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
または家の裏口から入ってきて売卜ばいぼくを強うるのであるが、ロシアの無知な民衆の間には、なかなかにツイガンの占いが歓迎されるのである。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
内へ帰ると、お蔦はお蔦で、その晩出直して、今度は自分が売卜うらないの前へ立つと、この縁はきっと結ばる、と易が出たので、大きにふさぐ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
市へ往って売卜えきしゃにみてもらいますと、若い男の方にお願いして、厭伏まじないをしていただくと、きっと良くなると言われました、もし良くなりましたら、きっとお礼をいたします
賈后と小吏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)