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鬱
ふりがな文庫
“鬱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふさ
61.2%
うつ
24.6%
うっ
8.7%
うさ
2.2%
う
1.1%
おほ
0.5%
しづ
0.5%
ふさい
0.5%
イブセ
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふさ
(逆引き)
「毎日
鬱
(
ふさ
)
ぎ込んで途方に暮れてゐる様子です。然しあの宝物の送り主に就いては、一層の想ひを寄せてゐるかに見うけられますな。」
フアウスト
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
鬱(ふさ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うつ
(逆引き)
苦笑しながら逸作はそう言ったが、わたくしが近頃、歌も詠めずに
鬱
(
うつ
)
しているのを知ってるものだから、
庇
(
かば
)
ってついて来て
呉
(
く
)
れた。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
鬱(うつ)の例文をもっと
(45作品)
見る
うっ
(逆引き)
「実をいえば、手前こそ人恋しくいたところで、きょうもきのうも胸に
鬱
(
うっ
)
していたものを、誰かに語りたくてならなかった折なのです」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬱(うっ)の例文をもっと
(16作品)
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▼ すべて表示
うさ
(逆引き)
「そんなわけではない。久しぶりに、夕飯なと共にして、
鬱
(
うさ
)
でも語ろうと思うたまでのことよ。はははは。まあ、
寛
(
くつろ
)
げ」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬱(うさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
う
(逆引き)
その毎日にも
何彼
(
なにか
)
と心の
鬱
(
う
)
さの
紛
(
まぎ
)
れることもございましょうが、青い
蘆荻
(
ろてき
)
のそよぎばかり見ていては心は毎日
滅入
(
めい
)
ってしまうばかりでございます。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
鬱(う)の例文をもっと
(2作品)
見る
おほ
(逆引き)
鬱
(
おほ
)
にただ、
鬱
(
おほ
)
に泣き
隱
(
こも
)
りぬ。
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鬱(おほ)の例文をもっと
(1作品)
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しづ
(逆引き)
ますます氣が
鬱
(
しづ
)
みこんで、それをもとへ返すためには、かなりな時間がかかるのである。
星より来れる者
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
鬱(しづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふさい
(逆引き)
如何遊
(
いかゞあそば
)
され候やと申ければ越前殿
然
(
され
)
ば
癪氣
(
しやくき
)
にて四花の邊より
小腹
(
せうふく
)
へかけきり/\と
差込
(
さしこん
)
で食事も進まず兎角に
鬱
(
ふさい
)
でならぬが其方の
噂
(
うはさ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
鬱(ふさい)の例文をもっと
(1作品)
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イブセ
(逆引き)
智慧を持ち初めては、あの
鬱
(
イブセ
)
い女部屋には、ぢつとして居ませぬげな。第一、
横佩墻内
(
ヨコハキカキツ
)
の——
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
鬱(イブセ)の例文をもっと
(1作品)
見る
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
“鬱”の類義語
欝
陰鬱
鬱気
沈鬱
気鬱
抑鬱
“鬱”の関連語
欝
“鬱”を含む語句
憂鬱
憂鬱症
悒鬱
鬱陶
鬱々
鬱金香
沈鬱
鬱憂
鬱蒼
蓊鬱
鬱屈
気鬱
幽鬱
憂鬱病
鬱気
鬱憤
鬱積
鬱然
鬱懐
鬱血
...
“鬱”のふりがなが多い著者
吉川英治
大阪圭吉
ロマン・ロラン
泉鏡花
三遊亭円朝
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室生犀星
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北原白秋