トップ
>
鬱々
ふりがな文庫
“鬱々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うつうつ
74.3%
くさくさ
8.6%
うつ/\
8.6%
くさ/\
4.3%
くよくよ
2.9%
ふさい
1.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつうつ
(逆引き)
総
(
すべ
)
ての悩みも悲しみも、苦しみも
悶
(
もだ
)
えも、胸に秘めて、ただ
鬱々
(
うつうつ
)
と一人
哀
(
かな
)
しきもの思いに沈むというような可憐な表情を持つ花です。
季節の植物帳
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
鬱々(うつうつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くさくさ
(逆引き)
と、肩の物といっしょに、胸の中の
鬱々
(
くさくさ
)
まで、束にして、おっぽり出すように、がちゃんと、土間の地面へ大きな音をひびかせた。
野槌の百
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬱々(くさくさ)の例文をもっと
(6作品)
見る
うつ/\
(逆引き)
独身で暮す
鰥
(
やもお
)
に似ず、
極
(
ごく
)
内気でございますから、
外出
(
そとで
)
も致さず
閉籠
(
とじこも
)
り、
鬱々
(
うつ/\
)
と
書見
(
しょけん
)
のみして居ります
処
(
ところ
)
へ、
或日
(
あるひ
)
志丈が尋ねて参り
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鬱々(うつ/\)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
くさ/\
(逆引き)
同家ではこれを広い世間にたつた一つしか無い
宝物
(
ほうもつ
)
として土蔵にしまひ込んで置いた。そして主人が気が
鬱々
(
くさ/\
)
すると、それを取り出して見た。
青磁の皿
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
鬱々(くさ/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
くよくよ
(逆引き)
一刻
(
いっとき
)
でも、半日でも、
鬱々
(
くよくよ
)
しちゃあ損だ。おたがい様に、死ぬなら笑って死のうじゃありませんか。花見に行って、
蹴
(
け
)
つまずいて死ぬ奴すらある。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬱々(くよくよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふさい
(逆引き)
大島仁藏翁
(
おほしまじんざうをう
)
の
死後
(
しご
)
、
權藏
(
ごんざう
)
は
一時
(
いちじ
)
、
守本尊
(
まもりほんぞん
)
を
失
(
うしな
)
つた
體
(
てい
)
で、
頗
(
すこぶ
)
る
鬱々
(
ふさい
)
で
居
(
ゐ
)
ましたが、それも
少時
(
しばし
)
で、
忽
(
たちま
)
ち
元
(
もと
)
の
元氣
(
げんき
)
を
恢復
(
くわいふく
)
し、のみならず、
以前
(
いぜん
)
に
増
(
まし
)
て
働
(
はたら
)
き
出
(
だ
)
しました。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
鬱々(ふさい)の例文をもっと
(1作品)
見る
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
々
3画
“鬱々”で始まる語句
鬱々葱々
“鬱々”のふりがなが多い著者
吉川英治
高浜虚子
二葉亭四迷
ロマン・ロラン
薄田泣菫
佐左木俊郎
作者不詳
国枝史郎
三遊亭円朝
小栗虫太郎