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うつうつ
ふりがな文庫
“うつうつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鬱々
85.2%
欝々
14.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬱々
(逆引き)
祐天僧正の弘経寺にあった時
累
(
かさね
)
の怨霊を救った事、また境内の古松老杉
鬱々
(
うつうつ
)
たる間に祐天の植付けた
名号
(
みょうごう
)
桜のある事などが記されている。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
鬱々
(
うつうつ
)
として、いまにも何かはじまりそうな気分である。金剛寺門前町は、危機をはらんだまま、表面しずかに風にまかせている。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
うつうつ(鬱々)の例文をもっと
(50作品+)
見る
欝々
(逆引き)
紀州灘
(
きしゅうなだ
)
の
荒濤
(
あらなみ
)
が
鬼
(
おに
)
が
城
(
じょう
)
の
巉巌
(
ざんがん
)
にぶつかって
微塵
(
みじん
)
に砕けて散る処、
欝々
(
うつうつ
)
とした
熊野
(
くまの
)
の山が胸に
一物
(
いちもつ
)
を
蔵
(
かく
)
して
黙
(
もく
)
して居る処、
秦始皇
(
しんのしこう
)
に
体
(
てい
)
のよい謀叛した
徐福
(
じょふく
)
が
移住
(
いじゅう
)
して来た処
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
紫
繻子
(
じゅす
)
とゆうぜんいりのかんこ縮緬の腹合せの帯をしめ。けんちゅうのくろき羽織をきたるみなりゆかし。勤は日ごろ
欝々
(
うつうつ
)
としてたのしまざりしも。この活ける花をみては。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
うつうつ(欝々)の例文をもっと
(9作品)
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