“城”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しろ51.6%
じょう19.8%
じやう7.7%
5.5%
じろ2.2%
シャトー2.2%
きづ1.1%
ぐすく1.1%
しま1.1%
じよう1.1%
(他:6)6.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“城”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩85.7%
文学 > イタリア文学 > 詩50.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
わたくしはそこで対岸たいがんのおしろ最後さいごあがるのをながめたのでございます。
じゃくばかりのながれにうつした風雅ふうがなひとかまえ、おしろまつかげきそうな
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
この地方の、小木江おきえじょうの城主であった信長の弟、三七信興のぶおきは殺され、城は一揆の者に奪われていた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
紀州灘きしゅうなだ荒濤あらなみおにじょう巉巌ざんがんにぶつかって微塵みじんに砕けて散る処
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ていよく賃無ちんなしでやとはれたじやうぬま番人ばんにん同然どうぜん寐酒ねざけにもらず
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
温泉いでゆ宿やどして、じやうぬまから引返ひきかへ途中とちゆうは、そゞろ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今よりはの山道は不楽サブシけむ吾が通はむと思ひしものを (巻四。五七六)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
あしは山のあし、引は長く引延ひきはへたるを云。とは凡て一構ひとかまへなるところを云て此は即ち山のたひらなる処をいふ」(古事記伝)というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「上赤坂は、金剛山のヘソじろだ。あれが陥ちては素人眼にさえもう上の千早城も長い寿命とは思えねえ! 痛えだろうな、楠木方に取っては」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、即座にきめて、白山林の南をとおり、まだ陽もたかいさるの刻(午後四時)ごろ、小牧山のつなぎじろ——小幡城おばたじょうのうちへ入った。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
シャトーに住んでいたバルビュス。
けわしい屋根や海緑色の石盤瓦茸小塔せきばんかわらぶきことうそびえ具合が仏蘭西フランス蘇格蘭スコットランド折衷式せっちゅうしきシャトーの様式なので、城は師父ブラウンのような英蘭イングランド人にはお伽話とぎばなしに出て来る魔女のかぶる陰険な尖り帽を思い出させるのであった。
聞く、豊太閤の名護屋にきづくは結構宏壮を極む、後こぼちて、そをここに移したりきと、すなはち広沢氏、大久保氏より伝へて、近くは小笠原氏の居城たりしなり。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
君の踏揚や、首里しよりもりぐすく
沖縄の旅 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
なんとなく、「ジャックと豆の木」の物語に出て来る天空てんくうおにしまにまでとどく豆蔓まめづるの化物のように思われた。
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ひとたびこのところ決潰けつかいせむか、じようはなの町は水底みなそこの都となるべしと、人々の恐れまどひて、おこたらず土をり石をせて堅き堤防を築きしが、あたかも今の関屋せきや少将の夫人姉上十七の時なれば、年つもりて、ふたばなりし常磐木ときわぎもハヤたけのびつ。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
いはばわたしにとつてはじつこうてき手だつたのだが、先生今や東北青ぜう下につて久しくあひ見ゆるない。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
片側かたがはなるはみな顏をカステルロにむけてサント・ピエートロにゆき、片側なるは山にむかひて行くごとくなりき 三一—三三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
島の東岸、箱崎・筒の磯には、黒い岩と、灌木の青葉と、風にれ/\になつて、木の間に動く日の光りとが、既に、夕陽ユフカゲを催してゐた。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「わしのキャッスルにもぜひ来て見なさい。いろいろ面白い事がありますわい」
バットクラス (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ボア・ド・ブウロニュ街の薔薇ばらいろの大理石の館、人知れぬロアル河べりのあしの中のシャトウ、ニースのなみつな快走船ヨットしま外套がいとうを着た競馬の馬、その他の数々の芸術品を彼女とわたしとはいのちを消費する享楽の道づれとして用意した。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
……次には、種々な岩、立ち並んだ山、傾斜地の葡萄畑、小さなもみの林、荒廃したブルク……。