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城
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き
ふりがな文庫
“
城
(
き
)” の例文
出雲大社
(
いづもたいしや
)
に参詣する途中では、一番先きに例の近畿地方に有名な
城
(
き
)
の崎温泉があつた。宝塚、有馬、道後などに模倣したものだが、却つてそれよりも見事な位であつた。
女の温泉
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
宣長の「
足引城
(
あしひきき
)
」説が平凡だが一番真に近いか。「
足
(
あし
)
は山の
脚
(
あし
)
、引は長く
引延
(
ひきは
)
へたるを云。
城
(
き
)
とは凡て
一構
(
ひとかまへ
)
なる
地
(
ところ
)
を云て此は即ち山の
平
(
たひら
)
なる処をいふ」(古事記伝)というのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
角
(
かく
)
を吹き
鼓
(
つゞみ
)
をうちて、
城
(
き
)
のうちを
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
海に臨める
城
(
き
)
の上に
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
今よりは
城
(
き
)
の山道は
不楽
(
サブシ
)
けむ吾が通はむと思ひしものを (巻四。五七六)
『さびし』の伝統
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
石にくみ、
城
(
き
)
の形、
冥府
(
みやうふ
)
に似たる
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
角
(
かく
)
を吹き鼓をうちて、
城
(
き
)
のうちを
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
石にくみ、
城
(
き
)
の形、
冥府
(
みようふ
)
に似たる
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“城”を含む語句
城砦
京城
都城
新城
葛城
石城
古城
籠城
山城
城址
城下
平城
城郭
宮城
大城
小城
傾城買
城館
城廓
城壁
...