“路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みち90.1%
ぢ4.3%
じ3.1%
ろ1.4%
ヂ0.5%
ル0.2%
ルー0.2%
みちに0.2%
ノミチ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
加之(おまけ)に路(みち)が悪い。雪融(ゆきど)けの時などには、夜は迂濶(うっかり)歩けない位であった。しかし今日(こんにち)のように追剥(おいはぎ)や出歯亀(でばかめ)の噂などは甚だ稀であった。
思い出草 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
本石町の小西と淺沼(あさぬま)、今川小路(ぢ)の進(しん)々堂(どう)——それらが當(とう)時の有(ゆう)名な店(みせ)だつたが、とにかく東京(けう)にも寫眞器屋(しやしんきや)などはまだ數(かぞ)へるほどしかなかつたやうに思(おも)ふ。
「さあさあ、行(い)て来なされ、遊廓は灯ともし頃の宵がよく、もそっとよいのは、黄昏(たそが)れ刻(どき)の通(かよ)い路(じ)というげな。武蔵どのも、行(い)ておざれ」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さりながら五路(ろ)の大軍をもって、孔明に、首尾相救うこと能(あた)わざらしめれば、なんぞ、蜀の嶮も、破り得ぬことがありましょう。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大和の國とり圍む青垣山では、この二上山。空行く雲の通(カヨ)ひ路(ヂ)と、昇り立つて祈りました。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
館駅(コアンイチエ)街に出た。緯(ウイ)一路(ル)へ曲る角にきた。山崎の右の手は、前後左右に眼をやったかと思うと、大褂児(タアコアル)のポケットに行った。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
東西に通じている大馬路(だいマロ)には、北京路(ペキンルー)、南京路(ナンキンルー)、九江路(キューキャンルー)、漢口路(ハンカオルー)、福州路(フーチャオルー)、広東路(カントンルー)などの素晴らしく壮麗な路(ルー)があり、南北に通じている路筋には、四川路(スーチュンルー)だの河南路(ホーナンルー)だの、福建路(フーキンルー)だの淅江路(チェチャンルー)だの
路(みちに)横井敬蔵に逢ひ駅長の家にして細井磯五郎に逢。みな撫院の応接にいづるとなり。茶山の廬駅に面して柴門あり。門に入て数歩流渠あり。圯橋(いけう)を架て柳樹茂密その上を蔽ふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
○あまとぶや……軽(カル)路(ノミチ)……領巾片敷(ヒレカタシ)き……鳥