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路傍
ふりがな文庫
“路傍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みちばた
76.5%
ろぼう
15.6%
ろばう
5.0%
みちのべ
1.1%
みちわき
1.1%
みちのほとり
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちばた
(逆引き)
今年昭和十一年の秋、わたくしは寺島町へ行く道すがら、浅草橋辺で花電車を見ようとする人達が
路傍
(
みちばた
)
に
堵
(
かき
)
をなしているのに出逢った。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
路傍(みちばた)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ろぼう
(逆引き)
街を
疾駆
(
しっく
)
する洪水のような円タクの流れもハタと止り、運転手も客も、自動車を
路傍
(
ろぼう
)
に捨てたまま、先を争うて高声器の前に突進した。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
路傍(ろぼう)の例文をもっと
(28作品)
見る
ろばう
(逆引き)
恋人の住む町と思へば、
其
(
そ
)
の名を
徒
(
いたづら
)
に
路傍
(
ろばう
)
の他人に
漏
(
もら
)
すのが、心の秘密を探られるやうで、
唯
(
たゞ
)
わけもなく
恐
(
おそろ
)
しくてならない。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
路傍(ろばう)の例文をもっと
(9作品)
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▼ すべて表示
みちのべ
(逆引き)
黒衣
(
こくえ
)
が
棲居
(
すみか
)
を立出でしが、
他
(
かれ
)
が言葉を
虚誕
(
いつわり
)
なりとは、月に
粲
(
きら
)
めく
路傍
(
みちのべ
)
の、露ほども
暁得
(
さと
)
らねば、ただ嬉しさに堪えがたく
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
路傍(みちのべ)の例文をもっと
(2作品)
見る
みちわき
(逆引き)
お庄は着物を着替えて、
蝙蝠傘
(
こうもりがさ
)
を持って学校まで出かけて行った。そして
路傍
(
みちわき
)
の柳蔭にたたずんで、磯野の出て来るのを待っていた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
路傍(みちわき)の例文をもっと
(2作品)
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みちのほとり
(逆引き)
此処はただ草のみ生ひて、樹は
稀
(
まれ
)
なれば
月光
(
つきあかり
)
に、路の
便
(
たより
)
もいと
易
(
やす
)
かり。かかる処に
路傍
(
みちのほとり
)
の
叢
(
くさむら
)
より、つと走り出でて、鷲郎が前を横切るものあり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
路傍(みちのほとり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“路傍”の解説
路傍(ろぼう)とは、
道のほとり、または道端のこと。
東山彰良の小説。路傍 (小説)を参照。
音楽デュオWill Callのシングル。本項で詳述。
『路傍』(ろぼう)は、日本の音楽デュオ、Will Callのシングル。2001年9月26日にBMGファンハウス(RCAアリオラジャパン)よりリリースされた。
(出典:Wikipedia)
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
“路傍”で始まる語句
路傍楽
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傍路
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