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『こがね丸』
ふりがな文庫
『
こがね丸
(
こがねまる
)
』
奇獄小説に読む人の胸のみ傷めむとする世に、一巻の穉物語を著す。これも人真似せぬ一流のこころなるべし。欧羅巴の穉物語も多くは波斯の鸚鵡冊子より伝はり、その本源は印度の古文にありといへば、東洋は実にこの可愛らしき詩形の家元なり。あはれ、ここに染 …
著者
巌谷小波
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1時間2分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間44分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
注
(
つが
)
分
(
わげ
)
側
(
そばた
)
脱
(
ぬかり
)
生
(
いか
)
計
(
て
)
実
(
げに
)
命
(
おせ
)
些
(
ちっと
)
往
(
ゆけ
)
縛
(
し
)
動揺
(
ゆら
)
閃
(
ひらり
)
喚
(
おめき
)
索
(
たずね
)
将
(
いで
)
這
(
しゃつ
)
勝
(
かた
)
没
(
みまか
)
傍
(
ほとり
)
寝
(
いぬ
)
捕
(
とらえ
)
蔽
(
かば
)
侍
(
はん
)
古
(
むか
)
去
(
いぬ
)
喘
(
ほっ
)
飼
(
こう
)
熟
(
つらつ
)
焦燥
(
いらち
)
掛
(
かかっ
)
退
(
まか
)
喘
(
ほ
)
誑
(
おび
)
性質
(
こころばせ
)
切
(
しきり
)
進
(
まいら
)
大概
(
おおかた
)
外面
(
そとべ
)
覚
(
おぼし
)
挫
(
とりひし
)
捉
(
とっ
)
怒
(
いかっ
)
畏
(
お
)
剥
(
そ
)
生
(
いき
)
顧
(
ふりかえ
)
狡猾
(
わるがしこ
)
呻吟
(
さまよ
)
愈
(
いえ
)
落着
(
なりゆき
)
層
(
まわり
)
杖
(
しもと
)
来
(
きたり
)
魂
(
きも
)
太
(
はなはだ
)
払
(
はらっ
)
退出
(
まかりで
)
掛
(
かく
)
亡
(
なき
)
空腹
(
ものほし
)
他
(
か
)
立
(
たた
)
免
(
の
)
俯伏
(
ひれふ
)
戯
(
たわぶ
)
討
(
うっ
)
訴
(
うったう
)
丈
(
せ
)
這
(
しゃ
)
目前
(
まのあた
)
白地
(
ありのまま
)
退
(
しさ
)
稜威
(
ものもの
)
他
(
かれ
)
配
(
く
)
後
(
しりえ
)
繋
(
つ
)
強
(
しい
)
餌
(
えじき
)
饑
(
うゆ
)
強面
(
つれな
)
傷
(
やぶ
)
拾
(
ひら
)
間
(
ひま
)
見違
(
みまご
)
見
(
みる
)
取
(
とる
)
唖
(
わっ
)
雌雄
(
ふうふ
)
喰
(
くっ
)
復讐
(
あだがえし
)
出
(
いず
)
翌朝
(
あけのあさ
)
食物
(
かて
)
他
(
あだ
)
癒
(
いゆ
)
鮮血
(
ちしお
)
些
(
ちと
)
尋常
(
なみなみ
)