“落着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おちつ40.0%
らくちゃく18.1%
らくぢゃく16.2%
おちつき15.2%
らくちやく3.8%
おさまり1.9%
らくぢやく1.0%
おちつい1.0%
おちつく1.0%
なりゆき1.0%
らくじゃく1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日が小豆島のうに落ちたと思うと、あらぬの空の獅子雲が真赤に日にやけているのを見る。天地が何となく沈んで落着いて来る。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
番頭脇坂山城守は、不取締りの故をもって一件落着まで閉門謹慎を仰せつかっている。番士一同もそれぞれ理由に就いて詮議を受ける。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それで犯人は一も二もなく恐れ入って、裁判はすぐに落着したので、丁はそれを上官の姚忠粛に報告すると、姚もすこし考えていた。
もしのような性質心得てゐると、落着出來るため、危急場合機宜する處置出來るようにもなるものである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
消光す可し是にて一件落着したりと述給ふ程に小役人は落着一同立ませいと諸聲して言にける實にりなき裁判は人を損せず理を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
忌々しいとは思うけれど、の云うことは真実である。市郎も少しくんだが、ここで弱味を見せては落着が付かない。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
追返し不實のなき者を盜賊人殺と麁忽へをなすだ以て不屆なり屹度曲事に申付べき所なれども娘菊が孝貞に免じ汝が越度差免すなり落着の後は娘菊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
飮ながら何だびく/\するな何故其樣へるぞコレ酒がるぞ落着がよい汝も酒がだ一をせよサア/\其茶碗がいゝ夫で二三べしと酒をでやり後で飯もがよい今に拙者が手前を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
居たらまた何とする。「やい、やい、馬鹿落着に落着ない。亭主の許さぬ女房をしておけば姦通だ。 ...
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ト、その日は怒りを忍びて帰りぬ。——畢竟この猿は何者ぞ。また狐罠の落着怎麼。そは次のを読みて知れかし。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
かれらは生きた山椒の魚を買ってどうするのかと思いながら、僕はその落着を見とどけずに内へはいってしまったが、学生たちは大きい声でげらげら笑っていた。
山椒魚 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)