“曇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くも75.0%
くもり15.2%
うる2.7%
ぐも2.7%
どん2.2%
くもら1.1%
くもつ0.5%
くもる0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へとつづいているは、かすかにくさむらのえていました。そして、灰色って、雲脚が、かったのです。
谷にうたう女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
章一は羽織と袴をとって単衣を脱ぐと女はを持って来た。しかし、章一は女の眼の下のの深い肉の落ちた顔が気になっていた。
一握の髪の毛 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
お島がてたような顔をして、そこへ坐ったとき、父親がい手に煙管を取あげながら訊ねた。お島はんだ目色をして、黙っていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「みどり児の乳乞うがごとく、つ水仰ぎてぞ待つ、あしひきの山のたをりに、の見ゆるの白雲、海神の沖つ宮辺に、立ち渡りとのり合ひて、雨も賜はね」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
と云って、別に平然ともしていない。気がついたのは、ただその眼である。老人はよりと地面の上を見ていた。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
少しは声をしたもののその調子は長吉の満足するほどの悲愁を帯びてはいなかった。長吉はくしてからまた突然に
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
宵月だつたのにてたので、えないで、陰々として一面にものゝのやうにうるんであつた、がしきりになく。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
天寒のとによりて粒珠の大小をす、としとす。(は夏ありそのこゝにりやくす)地のき時は地気をなさずして天に微温湯気のごとし。天のは是也。