“霜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しも99.4%
じも0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから写真を二枚って貰った。一枚は机の前に坐っている平生の姿、一枚は寒い庭前にわさきしもの上に立っている普通の態度であった。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かれこもつくこをかついでかへつてとき日向ひなたしもすこけてねばついてた。おしな勘次かんじ一寸ちよつとなくつたのでひどさびしかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「爺、おととしかな、ひどい春のわかじもと、そして夏はまたひでりで、この山里が、えらい不作にみまわれたのは」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わかじも
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)