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霜解
ふりがな文庫
“霜解”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しもどけ
75.0%
しもど
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しもどけ
(逆引き)
来年の二月頃までは
霜解
(
しもどけ
)
がして草鞋でも草履でも
辷
(
すべ
)
って歩けねえ、霜柱がハア一尺五寸位もありやんして、其の霜解の中を歩いてまいり
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
閑話休題
(
それはさておき
)
日和下駄の効能といわば何ぞそれ不意の雨のみに限らんや。天気つづきの冬の日といえども山の手一面赤土を
捏返
(
こねかえ
)
す
霜解
(
しもどけ
)
も何のその。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
霜解(しもどけ)の例文をもっと
(15作品)
見る
しもど
(逆引き)
霜解
(
しもど
)
けの千束村の
畦
(
あぜ
)
を、梅の枝を持って通る人や、のろのろと歩む
空駕
(
からかご
)
の人影がいかにも春先の点景らしく、うららかに動いて見えます。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
羽根
(
はね
)
は、
車
(
くるま
)
の
上
(
うえ
)
からさびしい
霜枯
(
しもが
)
れの
野原
(
のはら
)
を
見
(
み
)
ました。
田圃
(
たんぼ
)
の
間
(
あいだ
)
を
通
(
とお
)
る
道
(
みち
)
は
霜解
(
しもど
)
けがして、ぬかるみになっていました。
東京の羽根
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
霜解(しもど)の例文をもっと
(5作品)
見る
霜
常用漢字
中学
部首:⾬
17画
解
常用漢字
小5
部首:⾓
13画
“霜解”で始まる語句
霜解け
“霜解”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
高浜虚子
三遊亭円朝
長塚節
斎藤茂吉
谷崎潤一郎
有島武郎
夏目漱石
野村胡堂
吉川英治