“氷”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こおり38.8%
こほり20.0%
こお14.1%
10.6%
こほ9.4%
ひょう3.5%
なこうど1.2%
アイス1.2%
ザエ1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“氷”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
遠くのこおりの山からは、白い何ともえずひとみいたくするような光が、日光の中をってまいります。
雁の童子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
はすの花のいているときもあるし、ほたるの飛んだばんもあったし、こおりの上に雪のつもっているときもありました。
清造と沼 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)
氷々こほり/\ゆきこほりと、こもだはらつゝみてあるくはゆきをかこへるものなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
こほり取寄とりよせて雪子ゆきこつむりひや附添つきそひ女子をなごかはりて
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それは月もこおるという大寒たいかんが、ミシミシと音をたててひさしの上を渡ってゆく二月のはじめの夜中の出来ごとだった。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
あらず、なお一人の乙女おとめ知れり、その美しきまなこはわが鈍き眼に映るよりもさらに深く二郎がこおれる胸に刻まれおれり。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
古千屋は両手をついたまま、明かに興奮しているらしかった。それはまた彼女のやつれた姿にちょうど朝日に輝いているうすに近いものを与えていた。
古千屋 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
今しがたまで自分の語りふけっていた修羅黒縄しゅらこくじょうの世界と、この薄らのようにすき透った光の世界との間には、どういう関わりがあるのかと思ってみる。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
今朝けさいもみづこほつたんだよ」とおふくろはういていつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
大路おほぢしもつきこほりてあしいかにつめたからん、炬燵こたつもいとよし、さけもあたゝめんばかりなるを
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
冬(フユ)は「ゆ」に通じ「ひょう」に通じ χιών(雪)にも通じる。
言葉の不思議 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それは昭和七年三月二十、二十一日の連休を利用して、但馬と因幡の国境につらなるひょうノ山—扇ノ山の尾根を縦走中、吹雪のためにあやうく凍死せんとしたときのことであった。
単独行 (新字新仮名) / 加藤文太郎(著)
「私は毛遂もうすいじゃないのです、曹邱そうきゅうです。十一娘とあなたが結婚ができるように、人のなこうどになりたいと思って来たのです。」
封三娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
半分は口直しのつもりであとからアイスクリームを一杯取って貰った。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
川はどんどんザエを流してゐるのに
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)