“饂飩”の読み方と例文
読み方割合
うどん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一帖を講じおわると、慰労として饂飩うどんくらいで献酬することもあり、あるいは余興として座頭を呼び、『平家』を語らすこともあった。
饂飩うどん素麺そうめんの湯煮たのを二、三十本混ぜて蒸しても洒落しゃれていますし、米の粉を大匙二杯ばかり入れて蒸しても美味しいものが出来ます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
親類や知人などは一月ひとつきも前から、お別れだと言つては、饂飩うどんを打つたりさかなを買つたりして、老夫婦や主婦を呼んで御馳走をした。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)