“狐饂飩”の読み方と例文
読み方割合
きつねうどん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、表門へ廻った二人は、とみんな連立って出て見ると、訓導は式台前の敷石の上に、ぺたんと坐っていた。狐饂飩きつねうどんの亭主は見えず。……後で知れたがそれは一散にげた、と言う。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)